160冊以上の著作を持つ執筆家の千田琢哉氏が書いた「自己肯定感が上がる100の言葉」の重要ポイントを要約していきます。
新しい自分を発掘することができるので、ぜひ自己肯定感を身に付けてください。
「自己肯定感が上がる100の言葉」の重要ポイントは6つにまとめれます。
- 「自己肯定感」を上げるには師匠を持つこと
- 「超人」になれば強く生きられる
- 「人生=仕事」でうまくいく
- 「ゲゼルシャフト」な人間関係を目指す
- 「教養」を高めると自己肯定感が上がる
- 「努力しても報われない」という事実を受け止める
「自己肯定感」を上げるには師匠を持つこと
自己肯定感とは、自分の価値を自分で認められる感覚のことです。この自己肯定感が高い人というのは、「成功する可能性が高い」といわれます。なぜなら自己肯定感が高いと「自分はきっとうまくいく」という気持ちがあるからです。
千田琢哉氏は自己肯定感を上げる方法として「師匠」を持つことを推奨しています。なぜなら師匠がいると根拠なき自信を持つことができるからです。
何かトラブルに見舞われた時も師匠ならこんな行動をとるという指針があるので安定していられます。師匠を持つと言っても実在の師匠を持つ必要はなく「私淑」と呼ばれる敬愛する人物を遠くから一方的に慕う方法があります。
この方法であれば、過去の偉人や滅多にお目にかかれない人物にも使えるので、自分の好きな師匠を選ぶことができます。師匠を持ち、根拠なき自信を手に入れることで自己肯定感が上がります。
「超人」になれば強く生きられる
人生では様々な出来事が起こります。思わぬトラブルや事故など想定できないことも起こります。災難に見舞われても強く生きれる人が、「超人」です。
超人とは、昨日の自分を越えるために成長しようと生きる人のことです。これはドイツの哲学者ニーチェが提唱した思想で、「志があって成長意欲のある人」を超人と名付けています。
ではどうすれば「超人」になれるのでしょうか?それは「運命の言葉」に出会うことです。魂を揺さぶる言葉は人を超人に変えることができます。
「人生=仕事」でうまくいく
人生=仕事にしてしまうことで自己肯定感を上げる方法があります。千田琢哉氏はその理由を次のように述べています。
仕事と人生は区別するものではなく両方とも有機的につながっているものだ。仕事と人生はつながっていて、どちらか一方を大切にすればもう一方も大切にでき、どちらか一方をおろそかにすればもう一方もおろそかになってしまいます。
私たちは仕事をしなければ生きていけません。人生に必要なものとして仕事があり、この仕事を充実させることが人生を充実させることにつながるのです。
千田琢哉氏は20代にこの考えに出会いました。そして実際に試した結果、仕事の量も跳ね上がり人生が順風満帆になったといいます。このことから人生=仕事と考えることで人生が充実し自己肯定感も上がるのです
「ゲゼルシャフト」な人間関係を目指す
人の悩みの9割とも呼ばれる人間関係。この人間関係における自己肯定感の上げ方として次のように述べています。
99%の人間関係はゲゼルシャフトでいい
ゲゼルシャフトとは、ドイツ語で利益をベースとした社会集団のことを指します。代表的なのが会社です。会社は利益を出すことが目的でそのために働きます。一方でゲマインシャフトという言葉もあります。
血縁や地縁をベースとした社会集団のことを指します。代表的なのが家族で、家族は無償の愛を提供することが目的です。千田琢哉氏は親子以外の人間関係はゲゼルシャフトでいいと述べ、結婚もギブアンドテイクの方がうまくいくといいます。
あいまいな関係で出来上がった組織というのは、いじめや仲間はずれが絶えないのです。ギブアンドテイクという人間関係の方がうまくいくこともあるのです。
「教養」を高めると自己肯定感が上がる
人間性が高い人と、低い人ではどちらが自己肯定感が高いと思いますか?
答えは、人間性の高い人です。
ではどうすれば人間性を高めることができるのでしょうか?千田琢哉氏は、「人間性を高めたければ教養を高める」と述べています。
ではなぜ教養を高めると人間性が高まるのでしょうか?
それは、教養を高めることで、自分が無知であることを自覚することができるからです。人が教養を身につけ知れば知るほどわからないことが出てきます。つまり学ぶということは謙虚になることです。謙虚に教えを学ぶ姿勢が人間性を高めてくれるのです。
このことから自己肯定感を上げるためには、「人間性を高める教養を身につける」ことが重要となります。
「努力しても報われない」という事実を受け止める
自己肯定感が下がってしまうのは頑張っても結果が出ないことが原因です。この場合どうしたらいいのでしょうか?
それは、「努力しても報われなければ別の道を探すということです。意識の高いビジネスマンは概して努力家です。しかし努力すれば必ず成功するほど世の中甘くありません。
千田琢哉氏は、どれだけやっても報われないならその道は行き止まりだと述べています。どんな分野でも人によって得手不得手があり、不得意な分野でいくら努力しても報われることがありません。
いくら努力しても自分には向いていないと感じたら、潔くあきらめて、方向転換することで自己肯定感を下げずに済みます。
「自己肯定感が上がる100の言葉」まとめ
「自己肯定感が上がる100の言葉」の重要ポイントです。
- 「師匠」を見つけて自信を手に入れる
- 「超人」になる
- 仕事と人生がつながるように動く
- ゲゼルシャフトな人間関係を目指す
- 教養を身につける
- 「努力が報われる」分野を見つける
「自己肯定感が上がる100の言葉」の重要なポイントを要約しました。参考になれば幸いです。