経営コンサルタント、ビジネスプロデューサー、投資家、事業家、作家という多くの肩書きを持つ、金川顕教氏著書の「年収300万円の人の悪習慣、年収1000万円の人の良習慣、年収1億円の人のすごい習慣」の重要ポイントを要約していきます。
年収1億円の人のすごい習慣の重要ポイントは以下の5つです。
- 年収1億円の人の思考は「やりたいことをやる」
- 年収1億円の人の仕事は「遊び」
- 年収1億円の人のライフスタイルは「好きなだけ寝る」
- 年収1億円の人の人間関係は「与える」
- 年収1億円の人のお金マインドは「投資する」
年収1億円の人の思考は「やりたいことをやる」
年収300万円・年収1000万円の人と、年収1億円の人の思考には、「ある大きな差」があります。それが「やりたいことができているか?」という差です。
年収300万円の人の思考は、やりたくないけどやらなければならないという「MUST思考」です。
年収1000万円の人の思考は、仕事ができるからやるという「CAN思考」です。
年収1億円の人の思考は、やりたいことをやる「WANT思考」です。
金川顕教氏がトーマツで働いていた頃は、日々追われる業務によって「MUST思考」「CAN思考」でしたが、このままでいいのかと疑問を持ち、お金だけでなく時間を手に入れ「自分の人生を生きる」ことを決意します。
現在は本業で生計を立てられているので、本業以外の本を書くというやりたいことをやる「WANT思考」です。この「WANT思考」がお金も時間も生み出す習慣なのです。
年収1億円の人の仕事は「遊び」
仕事が遊びとは何たることかと真面目な人に理解できないかもしれません。しかしこれこそが一番重要な習慣なのです。理由は、年収1億円の人は、「仕事とプライベートの境界線がない」のです。
年収300万円の人は自分の生活のために、年収1000万円の人は家族の生活のために仕事をします。それらは生活のために仕事をするという習慣です。
しかし、年収1億円の人は遊びのために仕事をします。年収1億円の人は、仕事が大好きなのでプライベートと境界線がありません。仕事が趣味やプライベートと同じ感覚なので人生すべてが遊びなのです。このことから「仕事が遊びと思えるような仕事をする」ことが年収1億円への道なのです。
年収1億円の人のライフスタイルは「好きなだけ寝る」
お金持ちは睡眠時間を削って仕事をしているというイメージがあるので睡眠時間は短い印象がありますが、お金持ちほど睡眠時間をちゃんと確保しています。睡眠は何よりも大切だからです。
金川顕教氏は身体のコンディションを整えることに気を使っています。その中でも重要なのが「睡眠」で寝つきの悪い人・睡眠の質が悪い人は成功できないと述べています。
年収300万円の人は、将来や経済的な不安から寝付きが悪く、年収1000万円の人は、働き過ぎで睡眠不足ということが多いです。年収1億円の人は、会社勤めではない方が多いので、寝たい時に好きなだけ寝ています。
睡眠は、人生すべてのパフォーマンを上げる要素です。
年収1億円の人の人間関係は「与える」
成功に必要不可欠なものとして「人脈」があります。金川顕教氏は、いい人脈を作るためのポイントとして「TAKE(テイク)」を求めないことと述べています。
年収300万円の人は、「テイク&テイク」で人からもらうことを考えています。
年収1000万円の人は、「ギブ&テイク」で価値を提供しそれに見合う見返りを求めます。
年収1億円の人は、「ギブ&ギブ」で見返りを求めず、相手に与えまくる思考です。
見返りを求めず与えると、相手も真摯に受け取り、感謝の心を持ちます。するといつの日か恩返ししてくれます。成功する人間関係は「与えること」なのです。
年収1億円の人のお金マインドは「投資する」
成功するにはお金に対する考え方も重要となります。特にお金の使い方は、人生を大きく左右するものなので重要です。
お金の使い方の基本は、「浪費」「消費」「投資」の3種類があります。
浪費は、10のリターンを得るために30を支払うことです。
消費は、10のリターンを得るために10を支払うことです。
投資は、10支払って100稼ぐことです。
株式投資、不動産投資などお金を使って、稼ぐことです。これこそが「年収1億円になるお金マインド」です。
「年収1億円の人のすごい習慣」まとめ
「年収1億円の人のすごい習慣」の重要なポイントです。
- ついやってしまう「WANTな仕事」を見つける
- 人生すべてが「遊び」となる環境を作る
- 「良質な睡眠」が得られるような生活
- 「与えて与えて与えて」与えることだけを考える
- 「投資」を行う
年収300万円の悪習慣、年収1000万円の良習慣、年収1億円の人のすごい習慣の重要なポイントを要約しました。参考になれば幸いです。